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仕事と人を知る 社員インタビュー

国内物流事業

内航貨物船の荷役作業を “港の司令塔”としてコントロール
東京船舶営業部 港運・船舶代理店課 2006年入社

様々なことが起きる荷役現場。いかに柔軟に対応するか

内航貨物船(RORO船)の貨物の荷役プラン作成と現場での荷役作業の監督業務を主に行っています。
具体的な仕事の流れとしては、まず、荷役前日までに取り扱う貨物量を確認。それに応じて、出港時間までに荷役が終了するよう適正な人数の作業員を手配します。その後、お客さまから積荷の明細をいただき、荷役プランを作成します。
しかし、プラン通りに事が運ばないことも。貨物の未着、事前申告と異なる貨物のサイズ、荷姿が悪いがための乗船拒否など、現場では実に様々なことが起こります。そうした不測の事態が起きたときこそ、いかに現場をコントロールするか真価が問われるところです。関係各所と連絡を取り合い、プランを柔軟に修正し、現場に変更の指示を出します。想定外の状況に直面しても、出航時間を厳守しつつ、貨物をお客さまのニーズに合わせて積載するよう意識して仕事を進めていきます。

限りあるヤードのスペースを効率良く使って荷役を監督

もう一つの仕事であるヤード管理は、前船から降ろされた貨物並びに次の船に積載される貨物を管理する業務です。荷役当日、ヤードには乗船を待つトレーラーなどが留め置かれ、積み込みのトラクターが待機しています。ヤードのスペースには限りがある上、使い方一つで荷役時間に大きく影響します。そのため、ヤードの許容量を超えることがないよう、また効率の良い荷役ができるよう荷役当日だけでなく、前もって貨物の搬出入を調整する必要があります。

ここでしか感じられない使命感や「縁の下の力持ち」感がある

入社前はスーツを着る仕事に就きたいと漠然と思っていましたが、この仕事に就き、スケールの大きな現場で作業着にヘルメットをかぶって作業にあたる諸先輩方のカッコよさを目の当たりにした途端、そうした考えは消し飛んでしまいました。
また、入社当初、初めて中国へ輸出する鉄スクラップの現場を見たときは、その仕事内容に驚愕。日本で排出された鉄スクラップが中国に輸出され、仕分けされた後、またリサイクルされる、まさに「産業・貿易立国日本」の一面がそこにはあり、大きな刺激を受けたことを昨日のことのように思い出します。一般にはほとんど知られることのない仕事ですが、ここでしか感じられない「首都圏のライフラインの一端を支えている」という大きな使命を感じることができ、それまで見た目や人からの評価ばかり気にしていた自分の物差しを一変させてくれました。

高度なニーズへの対応がモチベーション向上へとつながっていく

荷役業務はよく「生き物」に例えられます。私の場合、現在の船を担当して約6年、荷役回数にして600回以上もの作業に関わってきました。しかし、貨物内容、潮位、天候等の自然条件、毎回発生するイレギュラーな出来事などによって、同じ条件での荷役はまったくありません。一つの小さなイレギュラーが派生し、荷役全体に影響を及ぼすことがあります。そういった意味で荷役は生き物のようで気まぐれな一面を持ち合わせています。そうした状況の中、臨機応変な対応で現場をコントロールし、お客さまからいただいたオーダーを漏らすことなく、時間内に荷役を終え、無事に出港する船を見送る時の安堵感・充足感は何にも代えがたいものがありますね。
また、船の大きさは変わることはないのですが、自分のプランニング次第で貨物積載量は変わってきます。基本的にお客さまは「一台でも多く積み込みたい」と思っており、そうした高度なニーズへの対応が自分のモチベーションにもつながっています。マンネリだと感じることなんてまずないですね。