貨物集荷営業
- 何をしているのか
- 中国コンテナ船社の集荷代理店業務を行っています。「集荷代理店」というのは、日本からアジアへ向けて貨物を出荷するメーカーや商社に、船会社のサービスを提供し、ブッキングなどの手配を行う業務のことです。貨物の出荷先は中国だけではなく、韓国やタイ、ベトナム、マレーシアなど東南アジア諸国。扱う貨物もお客様の業界も多種多様で、輸出するものであればあらゆる会社やモノが対象となります。貨物の船積みから現地到着までを、私たちが責任を持ってサポートします。
- この業務の意味合いは?
- 日本からアジアへ出荷する貨物を持っているお客様であれば、どんなお客様でも商売相手になります。メーカーに就職した場合、生涯その会社の製品しか扱えませんが、私たちなら、様々な業界の方と関わって多種多様な貨物を扱えるので刺激的ですね。貨物を積むコンテナ自体は競合の船会社のものと大きな違いはありません。そのぶん営業担当者の人間力勝負のところがあり、それもやりがいのひとつです。貨物によって、「最近、日本食がブームなんだな」など、世界的なモノの流れも体感できます。
- 印象的なエピソードは?
- この業務は、本当にコミュニケーションが重要な仕事です。いかにレスポンスを早くするか、いかにお客様が満足するサービスをするか、それが営業成果を高めることにつながります。お客様と信頼関係を深めていったところ、それまでは月に1、2本しか依頼がなかったのに、私自身を名指しで月に60本の貨物をお願いされるようになりました。あなただから安心して任せられる。そう言ってもらったときは、心からうれしかったですね。そして営業の仕事に達成感がありました。
- 働く現場から皆さんへ
- 国際物流はハードルが高そうだと思うかもしれません。外国語は仕事を通じて慣れていきますし、様々な研修で勉強の機会がありますので心配しなくても大丈夫。お客様と交渉することで折衝力も養われます。何より、社内外でいろいろな方と接する機会があり、刺激的です。好奇心が旺盛な人や知識欲がある人は、ぜひ飛び込んできてください。成熟した当社の業務の中でも、自分たちの手で開拓していける業務だと思います。一緒に成長していきましょう。