コンプライアンスCompliance

ダイトーコーポレーション(以下ダイトー)は2012年10月にコンプライアンス推進室を立ち上げて以来、第三者機関のアドバイスを得ながらコンプライアンス体制構築に向けて精力的に取り組んでいます。ダイトーが目指すコンプライアンスは、単に法令等遵守に留まらず、
その背景にある法の精神や社会良識といった「社会規範全般」、さらには社内規則や業務マニュアルなども含めた幅広い規則を遵守していくことに加え、企業リスクを回避するために、どのようなルールを設定して行くか・どのように運用して行くかを考え、
その環境の整備までを含んでいます。

コンプライアンス体制の構築

「ダイトー基本理念」と「企業行動規範」

ダイトーは2004年2月に「ダイトー基本理念」と「企業行動規範」を定め、法令等遵守と企業倫理の観点から企業としての社会的責任を果たし、ステークホルダーの信頼を得るため我々社員一人ひとりが日常業務や営業活動においてどう行動すべきかについて具体的に定めたものです。
また、両指針を小冊子に纏めて全役職員に配布すると同時に、毎年新入社員へは4月の研修時に両指針の周知を図っています。

内部通報制度の充実

当社は、ホットライン制度規定を制定し、ホットライン通報窓⼝として社内や社外の複数の相談窓⼝を設けております。相談窓⼝に届いた通報に関する情報の機密保持と通報者の保護を徹底し、通報者が安⼼して利⽤できる体制を整えています。

コンプライアンス教育、研修と啓蒙

社員のコンプライアンスに対する意識の向上とコンプライアンス実践に向けた必用な知識・情報の周知を図るため、ダイトーグループでは全役職員向けコンプライアンス・セミナーの実施をはじめ、「CSR・コンプライアンス・ガイドブック」の作成配布、ポスターの作成、コンプライアンス標語コンテスト、eラーニングによる理解度チェック等を実施しております。

コンプライアンス意識調査

全職員のコンプライアンス意識浸透の評価と潜在する問題点を洗い出すため、第三者機関を通じて2013年度よりコンプライアンスアンケートを実施し、その分析結果を全役員へ報告すると同時に社内で公表します。また、結果をもとにさまざまな施策立案・実行に役立てています。

川崎汽船グループとしてのコンプライアンス

ダイトーは川崎汽船が定めた「グループ企業行動憲章」、並びに「川崎汽船企業行動憲章実行要点」を規範として行動指針を定めています。
これからもダイトーコーポレーショングループの社員一人ひとりがコンプライアンスを正しく理解し、高い倫理観を持ってビジネスに取り組み、
社会・顧客・株主といった様々なステークホルダーから信頼が得られるよう、各種コンプライアンス施策を立案・導入し、全役職員が一丸となってコンプライアンスを実践してまいります。