曳船(えいせん)、曳(ひ)き船などとも呼ばれる船で、小さいながらも馬力が大きく、小回りがきくという特長があります。
その性能を活かし、小回りのあまりきかない大型船が安全に離着岸できるようにロープで牽引したり、船先で押すなどして誘導・補助をしています。







プロペラ
360度旋回するプロペラを2基搭載。
360度の旋回により、真横移動、前後進、その場での旋回など優れた操縦性能を発揮します。

主機関(エンジン)
(しゅきかん)
高出力の主機関を2基搭載しています。(3600~4400馬力)

操舵室 (そうだしつ)
ここで船の操船を行います。
操舵室には、船の操縦ハンドルのほかに、レーダーや無線機などの機器も設置されています。

タイヤフェンダー
押し付け作業に耐えられるよう飛行機に使用されていたタイヤを使用しています。(46~49インチ)

揚索機 (ようさくき)
ロープの巻き込み、巻き出しを行います。
ロープは、長さ200m、太さ75㎝で、約150トンもの強度があります。